ICTボランティア募集
目の見えない方が、音声パソコンやスマートフォンを教えてくれるボランティアを待っています
視覚障害者が音声で操作を案内してくれるパソコンを活用できるようになると、自ら多くの情報に触れることができ、情報障害の克服にとても役立ちます。
例えば、パソコンで、Wordなどを使って文章を書いてレイアウトを整えて印刷したり、届いた手紙や本などをスキャナーで読み込んで、音声で読み上げて聞いたり、エクセルを使って表計算、データの分析をしたりグラフを作成したり、パワーポイントを使ってプレゼイテーションをしたりネットで情報を取ってきたり、メールを使ってコミュニケーションをしたり、ホームページを作成して情報発信をしたり、様々なことができるようになります。
また、視覚障害は、行動障害ともいわれていますパソコンを使ってネットショッピングやウインドーショッピングをしたりできますので、行動障害の克服につながります。
また、最近では、音声の案内によって操作できるスマートフォンを活用して、電話を利用したり、視覚障害者に有益なアプリケーションを活用することができるようになりました。
例えば、風景や知りたいものをスマホのカメラで撮影するとそれらを茶色の机に置いた白の○○○メーカーのラップトップパソコンと読み上げてくれます。
カメラでバス停に表示されたコードを撮影してバスの時刻表を知ることができたりします。印刷物にスマホのカメラを翳すと音声で文章を読み上げてくれます。お札を翳すとお札の金額を読み上げてくれます
スマホに内蔵されたGPSを使って周辺のお店施設をしらべたり、視覚障害者用のナビアプリを使って歩行支援をしたりすることで、スマホの強みのカメラとGPS内蔵とモバイルという優位性を活用したさまざまなアプリが視覚障害者の情報障害と行動障害をサポートしてくれます。
パソコンやスマートフォンを使うと、視覚障害者にとって可能性がひろがり、QOLの工場につながります
このICTサポートは、そのような中の基本的な部分、初歩的な部分。これからパソコンやスマートフォンを使ってみようとしている視覚障害者に対してサポートをします。
視覚障害者に音声パソコンやスマートフォンの使い方を指導するボランティアになって、視覚障害者の生活をより良くするサポートをしてみませんか。
公益社団法人 広島市視覚障害者福祉協会では、広島市より委託を受けて「広島市ICT利活用支援ボランティア養成・派遣事業」にて、ボランティア養成講座を実施しており、講座修了後は登録ボランティアとして、二人一組で視覚障害者のご自宅を訪問し、音声パソコンの使い方を指導していただきます。
パソコンやスマートフォンを使いたい視覚障害者が増えてきて、ボランティアが不足しています。視覚障害者のために、皆様のチカラを貸してください。